ノンビリ散歩しながら 自然観察してまーす!


by yukaina_sennin2
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

▶赤トンボの危機! 

先日の、郊外の溜池の周辺に、 絶滅危惧種のツマグロキチョウが数多く生息していたので、他にも珍しい昆虫がいるのではないかと思い、WEB地図を見ると、 対岸の方に池を巡る 相当長い小径がある! 

この小径を歩こうと 今日 出掛けてみましたv(^^)
池の北側の道を走ります。
その道に空き地があったので、これ幸いと そこに駐車して歩き出すと・・・直ぐに黄色いチョウに気付きました!
(絶滅危惧種のツマグロキチョウかな?)・・・と思ってピントを合わせると 
その通りでした!a-Resized__tsumagurokichou__289 (2)

ここは、 ツマグロキチョウの宝庫ですね!飛びました!a-Resized__tsumagurokichou300 (2)>

池の周りを歩く小径へ入ろうとしたら、フェンスがあって鍵がかかっています(><)一帯は県有林なので、「立ち入り禁止」になっているようです(-_-;;
仕方がないので、その辺りで目に付く 道端の昆虫を撮りました!
昨年も会えなかったアキアカネの♀(雌)が居ました!
今年の初撮りです!
a-Resized__tonbo__524 (2)

それを撮っていると、後ろから もう一頭 飛んで来ました!こんな偶然は 稀有ですv(^^)a-Resized__tonbo__518 (2)

こちらに居るのは ナツアカネの♂(雄)でしょう!a-Resized__tonbo__169 (2)

久し振りで出会ったので こんなに赤かったかと・・・ビックリです(^O^)a-Resized__tonbo__176 (2)

「この3・4年、アキアカネなどの“赤とんぼ”が 相当 数を減らしている、たぶん農薬のせいだ」 という話が、われわれトンボ好きの仲間内で話題になっていたのですが・・・それを裏付ける記事が、2013年4月24日付の朝日新聞(夕刊)に、『農薬選び、赤トンボ救え 福井で共生プロジェクト始動』と題して、報道されています。以下は、その記事全文です。
ちょっと長いのですが・・・お暇な時に、人間の利便さ追及が、如何に多くの生き物たちを絶滅に追いやっているかを、知って頂ければ幸甚です。

          ****************************
▼農薬選び、赤トンボ救え 福井で共生プロジェクト始動』
   (2013年4月24日付の朝日新聞(夕刊)転載

  童謡にも歌われ、日本人にとってなじみ深い「赤トンボ」。その個体数の減少が各地で指摘されている。
国立環境研究所(茨城県つくば市)などの実験で、稲作に使われる農薬の一部が、赤トンボを減らす一因になっていることが分かってきた。
赤トンボとの共生を目指し、福井県では農薬の使用方法に配慮する動きも出始めている。【小堀龍之、山本智之】

■田園地帯が広がる福井県北東部の勝山市。
赤トンボが舞う空を「日本の原風景」と位置づけ、保全活動を進めている。 
同市環境保全推進コーディネーターの前園泰徳さんらが調査をしたところ、1シーズンに水田1ヘクタールあたり平均2万4千匹、市内全体では3千万~6千万匹の赤トンボが羽化するとの推計結果が出た。 
同市は2011年、「赤とんぼと共に生きるプロジェクト」を始めた。
市民ボランティアによる生態調査のほか、赤トンボの幼虫(ヤゴ)が生育しやすいよう、水田に水を張る期間を増やすよう農家に働きかけている。 
赤トンボの生態を調べている石川県立大の上田哲行教授(動物生態学)は「赤トンボは近年全国的に減少傾向がみられるが、勝山市では他地域に比べ、減り方が少ない」と指摘する。なぜか。
上田教授は、原因のひとつが、同市の農家が「フィプロニル」や「イミダクロプリド」という成分を含む農薬を使っていなかったことにあるとみている。 
同市は11年7月、上田教授と一緒に、勝山市などを管轄するJAテラル越前に対し、今後も赤トンボに影響の少ない農薬を使用するよう協力を要請、理解を求めた。 福井県内では、赤トンボを守る勝山市に同調する動きも出始めた。越前市などを管轄するJA越前たけふも4月以降、これまで使用していた農薬を切り替える方針だ。 上田教授は「農薬使用をやめろといっているわけではない」と前置きした上で「JAの役割は大きい。農薬は何種類もあり、選択肢はいくつもある。農家に農薬の環境やコスト面の情報が開示され、選べるようになることが望ましい」と話す。

■ヤゴへの影響 
実験進む 赤トンボの減少には複数の要因が影響している。減反政策で幼虫のヤゴが暮らす水田の面積が減少。耕作方法が変わり、水田に水を張る期間が短くなったことも影響しているといわれる。こうした生息環境の悪化に加え、一部の農薬が追い打ちをかけていることが分かってきた。 国立環境研究所の五箇公一・主席研究員らが注目するのは、稲作に使われる「箱処理剤」だ。箱処理とは、稲の苗に薬を浸透させてから田植えをする手法をいう。これにより、田植え後に農薬を散布しなくても、ウンカなどの害虫の発生を抑えられる。 1996年に農薬登録されたフェニルピラゾール系の「フィプロニル」や、92年に農薬登録されたネオニコチノイド系の「イミダクロプリド」は、いずれも水稲の箱処理剤として西日本を中心に広く普及している。 その理由について、五箇さんは「箱処理剤は、高齢化が進み、水田に農薬散布をするための人手が足りない農家にとって、省力化に役立つ便利な農薬といえる」と話す。 国環研のチームは、研究所内にある水田でフィプロニルやイミダクロプリドを使う実験を10年から12年にかけて行った。その結果、どちらの農薬も、農薬使用の年を重ねるにつれて、水田の土壌内に薬剤の蓄積が進む傾向がみられた。 特にフィプロニルについては、田植え前の代かき作業によって、土壌中に残留した農薬がかき混ぜられ、土壌の表面を歩き回るヤゴ類が暴露しやすいと考えられるという。 国環研のチームは、代表的な赤トンボ類の一種「アキアカネ」のヤゴを使った室内での飼育実験で、フィプロニルの毒性を調べた。 その結果、2齢幼虫のヤゴに比べて、3~4齢幼虫への影響が特に大きく、0・001ppmの濃度で48時間後の死亡率が8~9割にのぼることを突き止めた。また、フィプロニルを使った苗を水田に植えると、水中の濃度は最高で0・003ppmと、この実験条件の3倍に達することも分かった。 農薬の種類の見直しを進めている福井の事例について、五箇さんは「前向きな取り組みだ」と評価した上で、「農薬の種類を変えることで、ヤゴ以外のほかの生物への影響が強まる可能性もある。科学的な検証をした上で、慎重に農薬の選定を進めてゆく必要がある」と話している。
        ****************************

ブログ・ランキングに参加しています。
 
にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへにほんブログ村


[PR]
by Yukaina_Sennin2 | 2014-10-16 16:14 | トンボ・チョウなど